新しい話題ではないのですが、かぐや姫の恋人を読み返していて新たに気が付いたこと。
昨年11月、アポロ12号の打ち上げからちょうど50年ということで、ツイッターで当時の記録を振り返って実況しているアカウントがありまして。
そちらのツイートを読んでいて、アポロ12号が落雷によるトラブルに見舞われていたことを知ったのですが。
[日本時間1969/11/15 01:24:00]さきほど、フライト中のアポロ12号に落雷があり燃料電池からの電力が遮断され、それに伴って司令船内の機器類が誤動作を起こすというトラブルがありましたが、管制室からの指示により信号調節装置(SCE)を予備回路に切り替えることで問題が解決しました。
— 50 years ago in space... (@sp50jbot) November 14, 2019
50年前のシステムでこれは怖いどころじゃなかっただろうな…:(´◦ω◦`): https://t.co/bi446zDjaD
— マリー@美少女戦士な天文学 (@sailorastronomy) November 14, 2019
このエピソード、かぐや姫の恋人の原作でも触れられてました!
何気なく読んでいたセリフも実際のエピソードを反映していたなんて!(((o(*゚▽゚*)o)))
二十数年かかってしまいましたが(笑)ちゃんとそれを発見できるようになれて嬉しいです。
「かぐや姫の恋人」についてはこちらの記事でも色々書いてるのでよかったら見てみてください!
スペース・プレーンとか、ペイロードスペシャリストとか。
余談。
このセリフ、Kindle版では誤植があるんですよね。
Kindle版を読んでいて、昔からこうだったっけ?とKCDX版を出してきてみたらそちらでは正しい(と思われる)表記になっていたので、そちらを引用させていただいたのですが。
比べて読んでみると、KCDX版ではひらがなだったセリフがKindle版では大幅に漢字になっているので、その過程で誤植が発生してしまったのかなと…
ひらがな→漢字への書き直しは、メインターゲットが大人に変わったということなのでしょうか。例に漏れず私も大人になって読み返しているし(笑)
意識していなかったのですが、並べて読んでみると長年繰り返し読んできた柔らかいひらがなの表現の方がなんだかしっくりくるような気もしてみたり(笑)